2006年10月23日

電凸!世紀の大誤報について朝日新聞社に問い質す!

6bea8e8b.jpeg朝日よ、世紀のミスリードにどう答える―!?

:今回の誤報、誤まった報道についてお伺いしたいのですが。

朝日新聞社:何ですか、それ? 誤まった報道とは?

:中国の唐家せん国務委員が北朝鮮に行って、金総書記と会い「再実験はないと発言」したという記事ですよ。

朝日:そうですよ。それはその通りです。

:しかし、訪中したライス長官は「そのような話は唐家せん氏からは聞いていない」と言いましたね。

朝日:そうですね、それはテレビなどでも昨日やっておりました。

:だったら誤報ではないのですか?

朝日:ちょっと待って下さい。そう言われても間違いではないですよ。

:朝日は間違いなく聞いたのですか。

朝日:うちの中国特派員からの報道ですから、そのように伝えられています。

:とすると、朝日新聞社には中国共産党政府はそのように伝え、ライス長官にはそのような話はなかったと言っているのですね。

朝日:とにかく矛盾しているかもしれませんが、そうなのです。何か食い違いがあったかも知れません。

:分かりました。朝日がそこまで言うなら良いでしょう。では、そのことは中国国内においては報道されているのでしょうか?

朝日:さぁ、それは分かりません。ただ国内で報道されていれば、そのように特派員は伝えてくるでしょうし、これはあくまでも朝日新聞社が入手したということです。
(このニュアンスから、この唐家せん氏の発言は中国では行なわれていないような感じを受けました。ただこちらも確証がなかったので、次の話題に移りました)

:中国では日本に対しての報道と国内報道は全く違いますよね。例えば胡主席が扇千景参院議長に「北朝鮮に対し、国際社会の強烈な反応を知らしめる必要がある」と発言したのは知っていますね?

朝日:はぁ…知ってますよ。

:でも、あれは日本向けであって、中国国内では報じられていないんです。

朝日:何で分かるのですか? …そんなこと。

:今朝の産経新聞に出ていますよ。ちょっと待って下さい。今読んで差し上げます。
「これほど強烈な批判は、中国側の最高指導者の発言としては異例である。但し、こうした発言は日本のメディアによる報道であり、中国側の報道では報じられていない。東北アジア情勢などについて意見を交換した、とだけ報じられただけだ」

朝日
:産経さんが書いておられるなら、そうなんでしょうね。

:だから、今回の唐家せん氏の発言も日本の報道機関だけに向けられたものなのかと思いまして。

朝日:それは分かりません。ただ何度も言っているようにそのような発言があったということです。

:しつこいようで申し訳ないのですが、中国側は日本の報道機関とライス長官へ違ったメッセージを送っているということですかね?

朝日:それは分かりません。どっちが正しいとか、間違っているではなく、いろんな情報が飛び交って錯綜している状況だということでしょう。

:そうですか。話題を変えますが、19日と20日の朝刊一面ありますか?

朝日:ありますよ。

:それを見ると一面トップのタイトルが、「唐氏ら中国高官訪朝・核実験阻止に説得」。20日には「唐氏、金総書記と会談、深い意見交換」となっていますね。

朝日:そうですね。

:これは朝日さんが相当期待を込めて唐家せん氏の訪朝を見ていることになりませんか?どうもそのような記事にしか見えませんが。

朝日:いけないんですか? 中国が北朝鮮の核実験を止めさせるために訪朝したことは事実でしょう。

:そのような過剰な期待感というものが、今回の誤報を産む背景にあるのではないですか?

朝日:何でそう決め付けるのですか? まだ分からないじゃないですか。暫らく様子を見ましょうよ。

:どういうことですか?

朝日:だってまだ何も分からないでしょう。どちらが正しいかなどということは分からないじゃないですか。

:そうすると、我々読者は分からないような情報を与えられて読んでいるわけですね。どうも有り難う御座いました。

 朝日新聞の10月21日の新聞を見ると、「中国は関係国に対して、金総書記は再実験がないと述べた、と説明した」とあります。

 だから、見出しで「金総書記・再実験ない」(中国説明)となっているわけだ。もう一度整理してみましょう。胡主席が扇参院議長に異例の強さで北朝鮮を批判した。

 唐家せんがその胡主席の親書を持って訪朝、金総書記と会談した。このような報道がなされ、そして「核実験はない」との言質を取ったとなれば、誰だって中国は良くやっていると思ってしまう。

 ところがだ!ライス長官は唐家せん氏がそのような発言、つまり金総書記の「再核実験自制」の発言など全くなかったと暴露してくれたのである。

 ライス長官はまた韓国メディアが伝えていた、金総書記が唐家せんに謝罪したという件に触れ、「唐氏はそのようなことは言わなかった」と否定した。そして「北朝鮮は緊張をよりエスカレートさせており、引き続き高度な警戒を要する」と警告している。

 日韓両国のメディアに言っていることと、米国に語ったことには大きな差異があり、しかも国内においては、全くそのことに触れていない。こんな馬鹿なことがあるだろうか。

 朝日新聞を始めとする日本のメディアは中国共産党に体よく利用されているのである。何ともお粗末な「世紀の大誤報」ではないか。

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2006年10月13日

総括 電凸「安倍・池田会談」とマスコミ

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 総括 「安倍ー池田」秘密会談

まず、毎日新聞社への電凸から紹介することにします。

瀬戸:10月8日に「関係者によれば―」として安倍総理と池田創価学会名誉会長の極秘会談について書かれておりますが、そのことについて覗います。この関係者とは誰ですか?
毎日:それはお答えできません。
瀬戸:極秘会談となっていますから、そう皆さんが知っているわけではないですよね?毎日さんだけでなく、朝日、日経さんにも同日に掲載されたということは、やはり同じ人が持ち込んできたのですか?
毎日:それはお答えできません。
瀬戸:日経さんは、この情報が永田町に6日夜に広まったので、確認を取って掲載したとして、特定の関係者から寄せられたものではない―とお答えくださいましたが、毎日さんはどうですか?
毎日:「関係者によれば」となっているので、やはり「関係者から」聞いたのではないでしょうか。
瀬戸:関係者といえば、かなり限られた方ですよね。
毎日:だから、そのことについては申しあげられません。
瀬戸:一昨日の予算委員会で安倍総理が、そのことを何度も否定されたことはご存知ですよね。どう思われますか?
毎日:どうと言われても、実際の話だから、何とも答えようがないです。
瀬戸:実際にそうだと言われても、一切お答えできないと言うことではこちらも信用できませんね。
毎日:そう言われましても、こちらは責任ある取材を取材をして書いているわけですから。
瀬戸:しかし、それを何を以って言い切れるのですか?
毎日:いや、だからですね…いずれにしても責任をもって書いているということです。
瀬戸:では、安倍総理の方が嘘をついていると―?
毎日:そんなことは言っていないでしょう。
瀬戸:でも、そうなりますよね。
毎日:これはこちらとしては責任ある記事です。もし間違っていたらマスコミとして致命的です。そんな嘘は書くわけがないです。
瀬戸:それでは安倍総理の国会での答弁は間違いであると―?また引き続き書きますか?
毎日:いや、このようなことはあるんです。本当のことでも政治家や役人は認めないことが。
瀬戸:国民はどうすれば良いのでしょうね。
毎日:どちらが正しいか判断して頂くことになるでしょうね。
瀬戸:分かりました。昨日、朝日新聞と日経新聞は、総理がこの報道を否定したことを論評抜きで報道しましたが、毎日さんは一行もありませんね。
毎日:えっ!そうですか…まぁ〜全て書くということもないし、或いは記者が書いてもデスクが取り上げないこともありますから…。
瀬戸:どう思われますか?
毎日:私個人の意見ですが、それは書くべきであったと思いますよ。
瀬戸:どうもありがとう御座いました。

 朝日、毎日、日経への電凸は、相手を怒らせないように、言葉を選び冷静に行ないました。読者の中にはご不満の方もおられたと思います。しかし、マスコミはこのような対応には慣れており、いずれにしても取材源の秘匿ということで本当のことは話すはずがないからです。

 この「安倍−池田」極秘会談の真相について、考えてみることにしたいと思います。このニュースが永田町を駆け巡ったのは、訪中を翌日に控えた6日の夜ということのようです。
 
 なぜ、この訪中直前であったのかに非常に興味がそそられます。朝日、毎日、日経の中で共通するものは、「日中関係の話が出た」という箇所です。

 毎日新聞は次のように書いております。
「席上、…小泉首相の参拝で冷え切った日中関係の早期改善が重要との認識で一致した」

 朝日はその辺りを更に露骨に書いています。

 9月26日まで東京で4日間にわたり断続的に開かれた総合政策対話。外務省の谷内正太郎事務次官と中国の戴秉国(タイ・ピンクオ)筆頭外務次官はぎりぎりのやりとりを続けていた。
 
谷内氏「安倍新首相が靖国神社に行かないとは約束できない。ただ、参拝したかしないかは明言しない。中国への配慮と受け止めて欲しい」
 
戴氏「日本の指導者が政治的障害を除くことが必要だ。中国では、首相の参拝で多くの人々が傷ついている」

 同じころ、こんな動きがあった。

 関係者によると、公明党支持母体である創価学会の池田大作名誉会長が安倍氏と極秘に会った。日中関係も話題にのぼったとされる。その直後の9月29日、池田氏は中国の王毅(ワン・イー)大使に会った。

 創価学会の機関紙『聖教新聞』によると、池田氏は王氏に対して「日中友好の誓いは断じて果たしていく」と伝えた。

 これはどのように読んでも、創価学会の池田大作氏が安倍氏に頼まれて、日中首脳会談の段取りをつけた―そう思わせぶりに書かれた記事である。

 目的はここにあったのではないか。8日の安倍総理北京訪問の記事にこの文章が載れば、誰だって池田大作氏が尽力したと思う。それが狙いであったとすれば合点が行く。

 安倍総理が池田大作氏と会った、会わないということも、安部総理が明確に否定された以上、この問題をウヤムヤにはできないだろう。しかし、本質的なことは安倍総理訪中に合せてこのような記事が書かれたことである。

 創価学会員に「あの安倍総理の訪中は創価がお膳立てをした」とでも誇示しているようにも読める。なぜならばこの同日、朝日と毎日両紙面には池田氏に対して中国の師範大学より勲章が授与されたとの記事があったからだ。

 この「安倍―池田会談」の波紋が広がることを創価学会サイドもかなり恐れているのではないか。それが昨日の朝日新聞に掲載された記事である。公明党の太田昭宏代表が、この問題(安倍氏が就任前に池田氏と会ったとされる件)について「全く承知していない」と語ったと報じられていた。

 公明党の代表が「全く承知していない」ということは、知らなかったという意味ではなく、会ってはいない、ということなのだろう。新聞社はこの報道が間違いないと答えているが、安倍総理の国会答弁だけではなく、今度は公明党の新代表の言葉も出てきた以上、再度検証記事を掲載して、国民にこの間の事情を正直に語るべきなのではないでしょうか。

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日経・電凸「安倍・池田極秘会談」

日本経済新聞社への電凸

 永田町に意図的に流された怪情報

 10月8日の朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞は、安倍総理が自民党総裁選に選出された9月20日以降に、池田大作名誉会長と極秘に会談したと一斉に報じた。

 一昨日の参院予算委員会で民主党の平野ただし議員が質問したが、その件について、安倍氏は幾度も「お会いしていない」と答えた。この件で昨日は、朝日、日経に電話を入れて質問しました。

 朝日新聞はそれは“永田町の常識”というもので、「会っていても、認めませんよ」と言い放った。一瞬なるほど、<そんなものか>と思わせるが、これほどいい加減な返答はない。

 さて、あの「富田メモ」で「昭和天皇の御言葉」を捏造した、日本経済新聞社はどのように答えたのでしょうか。こちらは永田町の論理は口にはしませんでした。

 私:10月8日に創価学会の池田氏と安倍総理が就任直前の22日に会っていたという記事についてお聞きしたいのですが。

 日経:はい、ちょっとお待ち下さい 。・・・・・どうぞ

 私:朝日、毎日さんは「関係者の話しによると」と書いておられますが、日経さんは「会っていたことが7日にわかった」と書かれてあります。これは独自取材で判明したということですか。

 日経;いや、ちょっとお持ち下さい。・・・・独自取材も含めて広い意味で分かったということです。

 私:関係者に聞いたわけでは、ないのですね。

 日経:それも含めて広い範囲ということです。

 私:裏づけは取られたのでしょうね。

 日経:ちょっと待って下さい・・・・・していると思います。

 私:安倍総理本人に確かめられたということですね。

 日経:ちょっと待って下さい。(この言葉が連発されたが、以後は省略します) 客観的事実からそのように判断したということです。

 私:客観的事実ですか?それはどのような意味ですか

 日経:それについては申し上げられません。

 私:それではその客観的事実というのは信用できないのでは。

 日経:客観的事実と言うのは私が今申しあげたのでして・・・・とにかくそう表現しましたが、確認が取れたから書いたということです。

 私:安倍総理は昨日の参院予算委員会で「会っていない」と否定されていますが。

 日経:まぁ〜、それは否定しますよ。

 私:それはどのような意味ですか。

 日経:会ったことを表にしてはいけないと思い、そのように答弁したのでは、そのようなことは良くあることです。

 私:つまり、会っていても会っていないと嘘をついていると、そう言いたいわけですか・

 日経:いや、そんなことは言っていません。ですから、靖国神社にも「行ったか、行かなかったか」も言わないという方ですから、そのようなことも考えられるのでは。

 私:どうも推測でしか、お答えになっていないように聞こえますが

 日経:ちょっと待って下さい・・・・失礼しました。どのような手段で確認できたかは教えることは出来ません。

 私:そうですか、納得が行かないですね

 日経:ところで、これは取材ですか、どうなんですか、取材なら私でない者から電話させますが、名前と電話番号を教えて頂けますか。

 私:はい。よろしいですよ。私は瀬戸弘幸電話番号は03−××・・・

 それから3時間位経ってからだろうか、日経新聞社ですが、と電話があった。

 日経:先程の件ですが、どのような取材経緯で確認されたのかということでしたが、やはりそれはお答えできません。

 私:この情報は朝日、毎日さんも書いておられます。「関係者によれば」として極秘に会われたとありました。極秘であったなら、そう簡単に情報が漏れる筈はなく、やはり情報の提供があったのですか。

 日経:6日の夜に永田町にそのような情報が流れ、それで各紙が確認に走って、確認できたので報道したと思います。

 私:安倍総理自身が国会で否定されていますが、その確認も含めて信憑性について、どう思われますか。

 日経:どうとは?

 私:本当なのか、どうなのか、書いた側の見解ですよ。

 日経:ご本人から間違いだから、訂正して欲しいという要請はありません。

 私:なるほど、それが真実の証明と言うわけですか。

 日経:記事と国会での答弁は関係ないものと思っています。記事についてはそのような見解です。

 私:国民としては真相はどうなのか、疑問は残ってしまいますね。

 日経:そうかも知れません。

 私:報道した側が、そのように仰る以上、仕方がないですね。ありがとう御座いました。

 この電凸で幾つか判明したことがある。この情報は6日夜頃に何者かによって永田町に流されたということである。昨夜知り合いの政治家の秘書に電話を入れて見ました。

 やはり、そのような情報が突然広まったことが確認できた。その真意を確かめるべく各紙の記者が動いていた事実もある。しかし、この時期は訪中を目前にしており、安倍総理周辺はそのことに答える時間的余裕はなかったというのが、これまた永田町の常識でもある。

 ということは、安倍総理への確認ではなく、もう一方の創価学会への確認に基づいて書かれた記事であった可能性が高くなった。尚且つ、この訪中直前というタイミングである。

 その情報を永田町に流した人物、或いは政治勢力はどこだったのか?そのことについてはおおよその予測はできる、それはズバリ公明党関係者であったことは間違いない。

 このことについてはまた夕方に書くことにします。

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2006年10月12日

電凸!朝日新聞 安倍-池田会談

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写真:民主党の広野ただし参議院議員

参院予算委員会 −速報−

 我が極右評論はいち早く参院予算委員会における質疑応答の内容を入手したので、それを一部抜粋、掲載しよう(原文のまま)。

○広野ただし君 (前略)訪中問題の準備のために、靖国神社参拝に反対しておられる創価学会名誉会長池田大作さんにお会いになりましたか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) そういうことはございません。
○広野ただし君 新聞報道によりますと、自民党総裁になられて河口湖にこもられるその前後のところにお会いになったというふうに報道されておりますが、いかがですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、そういうことはございません。
○広野ただし君 渋谷区の創価学会施設で会ったというふうに言われておりますが、いかがですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これはもう何回も申し上げておりますように、そういうことはございません。
○広野ただし君 何でこういうことが極秘になるんでしょうか。もし会ったとされたら、言われたらいいんじゃないかと。
 報道は間違いなんですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、そういうことはございません。
○広野ただし君 そして、池田名誉会長に中国への橋渡しを頼まれたというような報道が伝わってきておりますが、これはどうですか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今申し上げましたように、そういうことはございませんと、こういうふうにお答えをいたしております。
○広野ただし君 このことも、公明党を飛ばして創価学会の名誉会長に会われたと、そしてその政治的なことをというように伝えられているわけですね。そういうことについて、御否定になっていますが、またそのことについて、事実だったというふうになりましたらどういうことになりますか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今お答えをしているとおりでございます。
○広野ただし君 じゃ、押し問答しておっていてもしようがないですから、この程度にさせていただきたいと思います。

 創価学会問題を追及したこの民主党参議院の先生に拍手を送りたい。

朝日への電凸攻勢!

 先ずは朝日新聞への電凸からお伝えしましょう。
 毎日、日経は後日に廻します。朝日新聞は安倍総理が訪中する前日の7日に「関係者によれば…」として、次のような報道をしていた。

「関係者によると、公明党支持母体である創価学会の池田大作名誉会長が安倍氏と極秘に会った。日中関係も話題にのぼったとされる。その直後の29日、池田氏は中国の王毅(ワン・イー)大使に会った。
 創価学会の機関紙『聖教新聞』によると、池田氏は王氏に対して、日中友好の誓いは果たしていく、と伝えた」

私:10月7日に掲載された池田大作創価学会名誉会長が安倍氏と極秘に会談したという記事に対して訊きたいのですが。
朝日新聞:はい、どのようなことですか?
私:「関係者によれば…」となっていますが、この関係者はどなたですか?
朝日:それは申しあげられません。
私:この記事は朝日だけでなく、毎日、日経にも同じ日に掲載されたのですが、記者が自分で捜してきたと言うよりは、相手方から情報が寄せられたと思いますが、如何でしょうか。
朝日:そのことも含めて教えることは出来ません。
私:では、その関係者からの情報に基づいて“裏付”取材はしましたか?
朝日:勿論です、取材で確認出来たから報道しました。
私:それは安倍総理もそれをお認めになられたということですね。
朝日:はい、そうです。
私:それでは、昨日の予算委員会でそれ(会談した事実)を否定したことをご存知ですか?
朝日:はい、知っています。
私:では、裏付を取られたという訳ですから、安倍総理が予算委員会で嘘を仰っているということですね。
朝日:いや、そう言う訳ではありません。
私:それじゃ、どう言うことなのでしょう。読者はどう理解すれば良いのですか。
朝日:政治家と言うのは、このようなケースの時は絶対に認めません。それでも本当のことなのです。
私:本当のことでも認めない。私にはあなたが言っている意味を理解できないのですが?
朝日:政治の世界とは、そのようなものですよ。阿吽の呼吸と申しましょうか。書くほうも書かれる方も、それが永田町という世界なのです。
私:ますます分かり難い話ですね。朝日は会って極秘に会談している、対して安倍総理は国民に対して会っていない。これはどう考えても相反することなのに、永田町ではそれが当たり前。そういうことなのですね。
朝日:そうですよ。何から何まで話すことはないです。黙っていることだってあります。だから極秘に会談したと思います。
私:でも、あなた方はその極秘会談を、「関係者によると」として明らかにされました。その真意は何でしょうか。どちらとも取れるような曖昧なことなら、最初から報道する必要性を感じませんね。
朝日:そのようなことはありません。国民はこのような報道がなかったら、会談していた事実すら分からなかったでしょう。
私:そのようにも言えますね。しかし、安倍総理自身がそれを否定したのに、報道した側は「それは永田町ではよくあることですからー」と仰って終わられると、我々は何が真実なのか、さっぱり分からないですね。それでは、なぜ安倍総理は真実を言えないと思われますか?
朝日:いろんな齟齬が出てきてしまうのではないでしょうか?
私:齟齬ですか?食い違いですか?
朝日:いゃ〜申しわけありません。軽々に述べるわけには行きませんので…
私:話題を変えましょう。永田町の常識、政治の世界とはそのようなものです、とのことは受けたまわりました。ところでこの訪中直前の「安倍氏が池田氏と会い、極秘に会談をしていた。その時に日中関係の話題も出た」という記事についてどう思われました?
朝日:個人的な見解を申しあげられません。
私:では、なぜ昨日の予算委員会でこのことが質問されたか、ご存知でしょうか?
朝日:いや、それは・・・・
私:創価学会は巨大な宗教団体で、公明党と一体ですよね。そのような宗教団体のトップに政治家が会うということが政教一致の観点から見て問題はないのでしょうか。そのような心配があるからこそ平野ただし先生が質問したのでしょう。
朝日:そう言われても、私はお答えできません。そのようなご意見があったということを政治部の方に申し上げておきます。
私:なぜ、私がこのようなことを申しあげるのかといえば、公明党の代表選挙の時に、これまで結党以来、一度も対立候補が出たことがないのが公明党です。前に応対してくれた人も「不思議だ、おかしいですね」と言っていましたよ。あなたはどう思われます。
朝日:それは個人的には私もオカシイと思います。
私:そうでしょう。その方も政治部に伝えますと仰ってくれました。それからたぶん一週間も過ぎない内にこの記事がでたと思いますよ。何らの論評なしで書かれていますね。
朝日:仰りたいのは分かります。そのような政教一致問題は社説などで取扱します。今回の記事は事実関係だけを報道したのだと思います。
私:事実関係だけね。けっこう朝日新聞は恣意的な記事を見かけますよ。
朝日:今回の記事は読者の皆様が、その是非をご判断なさってくれればよろしいと思います。
私:どうも長時間ありがとう御座いました。
 
 電話に出たのは女性であった。優等生の返答ぶりであったと思う。おそらく、このような質問があることをあらかじめ予想していたのでしょう。しかし、日本の新聞社自身も永田町の常識だか、論理かは知らないが、どっぷりと浸っていることが明らかとなった。

 「関係者によると…」などと最初から責任を回避するような形で報道しておきながら、本人が否定すると、それは確かめようがない―とは、どのようなことなのだろう。

 真実を知ろうとする国民の声に対して、永田町の常識を持ち出して、それに応えようとしない。国民はこのような新聞社の垂れ流す情報を目にしていると知らされただけでも意義はあったと思う。確かに追及不足の感は否めないが、つくづく政治とマスコミの闇にうんざりする結果となった。

 彼女はこのようにも言った。
「料亭政治という言葉もあります。誰と誰とが料亭で会談して、その席に誰かが招かれていたとします。私達新聞記者はそのようなことがあってもそれを皆さんに知らせるために、朝昼夜関係なく政治家にはりついて取材しています」
 
 それなら、この会談はかなり以前に知っていたはずだ(事実とした場合)。であるなら、なぜその時点で報道せずに訪中直前に報道したのか。いかにも創価学会の池田名誉会長がそのことに尽力し、そのために中国から200個目の勲章を授与されたことを創価学会員に知らしめるためであったとしたら、それはそれで大きな問題であろう。
 
 日本の新聞社の中で朝日新聞、毎日新聞、日経新聞が、特定の宗教団体の布教活動の一端を担わされているということになる。まさに日本は恐るべき社会になりつつある。これを糺して行くには、もう我々自身が永田町を目指さねばならないのかも知れない。

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2006年10月11日

電凸 欺瞞平和団体・原水協

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欺瞞に満ちた「反戦平和運動」

 北朝鮮核実験反対!…なのに米国批判一色

 今日の午後、千葉市のJR駅で「北朝鮮の核実験に反対!」とマイクで街頭演説をやっている団体があったので、取り敢えずビラだけもらって帰りの電車で読んで見ました。

 核廃絶は世界の大きな流れ

 こんにち、非核地帯は南半球、東南・中央アジアにひろがり、国連総会では、圧倒的多数の国々が核兵器廃絶を求める決議に賛成し、反対しているのはアメリカなどわずか数ヵ国にすぎません。

 核戦争の脅威は消え去っていない

 世界にはいまなお2万7000発もの核兵器が配備・貯蔵されています。なかでも核大国のアメリカは、「テロや核拡散の阻止」を口実に、「長期の戦争」をとなえ、先制攻撃や核兵器使用の計画をすすめ、日本をその出撃拠点にしようとしています。

 政府や財界は、こうしたアメリカの戦略にすすんで協力し、在日米軍の再編・強化や憲法9条を改悪し、日本をアメリカとともに海外で「戦争のできる国」にしようとしています。安倍新内閣も、この危険な道をまっしぐらにすすもうとしています。

 すみやかな核兵器の廃絶のために行動を

 日本は、世界でただ一つ核兵器の被害を受けた国であり、二度と戦争をしないと誓った国です。核兵器廃絶と平和のために力をつくすことこそ、国際社会における責任ある立場です。「世界と日本の平和と安全は、アメリカの核抑止力によって守られている」などと言って、アメリカの核戦略に加担する政府の姿勢を変えさせましょう。
(以上、配布されたビラより抜粋)

 北朝鮮に代わって目につくのは、アメリカの文字ばかり。その数は何と6つにもなる。これじゃ納得が行くわけがないので、さっそく共産党系の『原水爆禁止日本協議会』に抗議の電話を入れました。

私:ビラには核廃絶に反対しているのはアメリカなどわずか数ヶ国にすぎません―とあって他の国は名前が出ていませんが?

原水協:それはそうですよ筆頭ですから。

私:何が筆頭なんですか?

原水協:最悪な国家ということですよ。

私:教えていただけませんか。

原水協:ちょっと待って下さい。フランス、イギリス、イスラエルですか…。

私:他の核保有国はどうなんですか?
 
原水協:中国とロシアは賛成していますよ。

※これは嘘、ロシアは棄権。あとパキスタンは賛成。同じ核保有国のインドは反対(これらは後に判明)。
 
私:ロシアと中国は賛成なのに核を放棄していませんね。

原水協:これは決議に賛成したという意味ですから。
 
私:だったら、何の意味もないですね。
 
原水協:あなた、何を言ってるんですか。そんなことないですよ。

私:ところで、私は「北朝鮮の核実験反対!」とマイクでやっていたのでビラをもらいましたが、北朝鮮のことは何一つ書いていませんね。

原水協:あなた何を言いたいんですか?

私:だから北朝鮮のことは何も書かれていなくて、アメリカのことばかり書いてあると。
 
原水協:それはそうですよ。それは先月末の30日にこちら(本部)で作って、支部に配布したものですから。

私:まるで詐欺にあったようなものですね。
 
原水協:だから言ったでしょう。30日作製のものだから、北朝鮮のことが書いてあるわけがないと…。
 
私:だったら、それを作って撒けば良いのではないですか?

原水協:分かっていますよ。今作っている最中ですから。

 この最初の国連決議というものは非同盟諸国が提出してきた、極めて政治色の強いもので、米英仏は反対、ロシアは棄権、インドはパキスタンと中国が賛成するので反対してきた。日本は当初ドイツなどと棄権していたが、現在では賛成に回っている。

 この「北朝鮮の核実験に反対!」と言って、アメリカ批判のビラを撒いて、それを指摘されると急に不機嫌な応対になった『原水爆禁止日本協議会』。真にもって分かりやすい、その欺瞞性が丸出しでした。

 さぁ〜皆さん!
 思う存分コメント書いて下さい。怒りを爆発させましょう。

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