日本人は優秀な民族
技術は模倣だけでは完成しない。
←ブログランキング応援クリックお願いします。
日本が技術で優れてるなんて幻想だよ 技術は金をかければ開発できる
日本は今の中国のように他国(日本の場合は欧米)の技術をパクり、低賃金で仕事を奪い金を儲けて 儲けた金を技術開発に投資して更に技術を磨いてきたに過ぎない 低賃金の利を失い、儲けた金で開発した技術という貯金も使い果たした今、 再び低賃金に戻るしか製造業で復活する道は無い 日本人は優秀なんだとかいう妄想は捨てることだね
Posted by SHIN at 2010年08月20日 08:24
さすがこのコメントには反論が相次いだ。それも紹介しましょう。
>SHIN
>技術は金をかければ開発できる
馬鹿すぎ。
技術史を少しは勉強しろ。
金だけで技術が育つなら、産油国が
技術大国になっとるわ。
あと中国のパクリと、日本の技術を一緒に語る
など馬鹿の極み。
Posted by サラリーマン at 2010年08月20日 09:04
>SHIN様
突っ込みどころ満載ですが、一つ一つ見ていきましょう。
>技術は金をかければ開発できる
そうであれば苦労は要りません(笑)
>日本は今の中国のように他国(日本の場合は欧米)の技術をパクり、低賃金で仕事を奪い金を儲けて
>儲けた金を技術開発に投資して更に技術を磨いてきたに過ぎない
まぁ初期はそうでしょう。しかしながらそれだけでは続かないのがこの世界。どの世界も厳しいですよ。
>低賃金の利を失い、儲けた金で開発した技術という貯金も使い果たした今、
>再び低賃金に戻るしか製造業で復活する道は無い
>日本人は優秀なんだとかいう妄想は捨てることだね
日本人が優秀でないかどうかと問われれば、優秀でしょうな。というか勤勉ですね。朝早くから夜遅くまで働いています。
さて低賃金はそうですが、それだけではありません。アメリカが良い例で高賃金でもそれなりに儲けている。
中韓が高為替になったとき、果たして耐えられるか?お手並み拝見というところです。
Posted by モノ言うサラリーマン at 2010年08月20日 09:58
SHINさん
日本がシナ朝鮮と同じく、初めて本格的な西欧の脅威にさらされた時期、日本がいち早く表面的に西洋文化を取り入れたから優れた国、進んだ国になったのではありません。
それより以前から日本という国には、シナ朝鮮(ちゃんとした国であったのかどうかも怪しい)などより、はるかにレベルが高く、優れて発達した社会、文化文明、国民がまず存在していて、ひろく一般大衆レベルの経済、文化活動しかり、それ自体がもともと西洋社会のそれと比べても遜色ないレベルだったので、開国後、あの大変な時期に非西欧社会で唯一、対西洋文明的にも適応し、急速な発展も成し遂げることが出来たのです。
日本はもともとそういう国だったのであって、そこの所を無視して、日本とシナ朝鮮との違いは語れません。
中国人らの言うような明治期以降の対応の差ではないよ。
Posted by y at 2010年08月20日 11:25
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは私もこのコメントに批判を加えたいと思います。この主張は余りにも皮相な見解であって、物事の本質からかなりずれた考えであると断じておきます。
その理由をこれから半導体を例にとって考えてみることにします。本当に金をかけてパクれば何でも成功するのかということを見ていくことにします。
産業の米(コメ)とも呼ばれる半導体に関してですが、一時日本は半導体の製造では上位10社の内、7社を占めるという半導体王国でした。
現在は技術移転や円高などで日本の半導体製造は海外にシフトしたり、或いは海外メーカーに追撃されて昔の面影はありません。
しかし、その技術の中には世界の他のメーカーが真似できない技術がまだまだあります。実は半導体の製造技術の大半は米国で開発されました。
開発した米国は当時も今も膨大な資金を投入することで知られていますが、では何故日本のメーカーが半導体製造の分野で抜きん出た技術を確立出来たのか?
優れた研磨技術や切断技術があったからです。人間の髪の毛を縦に25等分に正確に切断する技術などは半導体のLSIチップを切り離すのに役立ちました。
これを実現したのは日本独自の刀剣である日本刀の製造技術によって生み出されたのです。刀剣類としては世界でも一番切れ味が良く、折れることもなく曲がることもない。
固い鉄と柔らかい鉄を組み合わせ、独自の製法で打ちあげて、それを研きあげるという製法の積み重ねがあったからこそ、最高級の仕事が可能となったわけです。
技術とは金をかけたからと言っても、そう簡単には得られません。
高度な技を体現した職人が行なうことによって初めて可能なのです。伝統技術という言葉がありますが、まさに長い歴史の中で育まれて来たからこそ、その技術は輝きを発するのです。
少なくとも日本人なら誰だって知っていることだと思いますが、それを次のように軽い気持ちで書いてしまうところに、この人物の余りにもの考え方の軽さが浮かび上がってしまうのです。
>日本は今の中国のように他国(日本の場合は欧米)の技術をパクり、低賃金で仕事を奪い金を儲けて 儲けた金を技術開発に投資して更に技術を磨いてきたに過ぎない 。
単に欧米の技術を模倣したのではなく、それを凌駕したのです。それが何故可能だったのかは、日本人が優秀な民族であったという証ではないでしょうか。
しかし、その優秀性が今急速に失われつつあるのも事実です。それは何が原因なのか? そのことはもう当ブログの読者なら気がついています。我々はその為にもこの戦いを後退させる訳にはいかないのです。
←ブログランキング応援クリックお願いします。