連帯ユニオン関西生コン闘争は早6ヶ月目に (7)
関西生コンへの本格捜査は7月開始か
この午後のガサ入れ前の午前中は関西生コン支部の幹部自宅数カ所に、大阪府警のガサ入れが行われたとの情報が飛び交っていました。本部事務所だけではなく、大幹部や執行委員クラスの自宅にまでガサ入れがあったとすれば、次は身柄拘束つまり逮捕が考えられます。
よって非常に緊迫感を強めているとの理由で、川崎市で行われた朝鮮人7名の暴徒によって殺害された端山税務官の9回目の慰霊祭への参加を取りやめました。大幹部逮捕ニュースをより早く多くの読者に伝える為です。
しかし、ここ数日その動きは見られませんので、今回の大規模な捜査は逮捕を前提としたものではなく、証拠固めをする為のものであったと考えられます。その意味では捜査はかなり進んでおり、多くの人が望んできた関西生コンへの本格捜査は7月にずれ込むと見られます。
よって、私は今週末は福島に戻り、最終段階のりんごの摘果作業と落花生の播種を行い2日にまた大阪に戻ることにしました。
今回の捜査は大阪府警によるものですが、関西生コン支部が12月12日早朝に行った、大手セメント会社のサービスステーションに対する威力業務妨害事件でした。彼らはこれをゼネストと呼び労働者の権利などと称していますが、単なる妨害行為に過ぎません。
大手セメント会社が連帯ユニオン関西生コン支部を相手取り「威力業務妨害事件」として告訴しており、それを受理して動き出しているものです。今回は前回に引き継いで2回目のガサ入れとなりました。
私の予測ではこれはトップまでは行かず、実際に大手セメントメーカーのSSに対して押しかけた実行部隊(近酸運輸)とそれを指揮した執行委員止まりと思っていたが、今回幹部宅にも捜査の手が伸びていることで、この事件で多くの関係者が逮捕される可能性も見えて来ました。
生コン業界の大ボスこと関西生コン支部の武建一執行委員長にまでは到達しないと読んでいましたが、どうも嬉しい誤算となるかも知れない。秋頃(9月中旬)に『暴力労組・関西生コン支部と武建一』(仮称)の単行本の出版を計画している私は、まだ1割も書き上げていません。
7月からは急ピッチで取材を進め、8月中旬までには完成させたいと思う。我々が考えているよりも早く司直の動きが早いので、7月に入ったら目が離せなくなります。
被害届を受理して捜査しているのは大阪地検だけではありません。他の近畿3県でも捜査が進んでおり、どこが次に手を付けるのか?非常に興味があります。いずれにしても関西生コン支部は大きなショック状態にあることは間違いありません。
しかし、昨日も川口の本部からは嫌がらせ街宣部隊が3台ほど出動しています。動揺している姿を見せたくないのでしょう。流石は50年の歴史を感じさせます。しかし、これまでの彼らの長い歴史の中でも最大の危機を迎えることになるでしょう。
これまでだったら、マスコミは黙ったままでした。何とかその間に政治工作で切り抜けてこられた。しかし、今はマスメディアが取り上げなくても我々が映像をお届けします。彼らに引導を渡す時が近づいて来ていることだけは間違いありません。
なお、このシリーズ(7)は今月末を以って(10)で終了となります。