河野洋平の虚像と実像
それは―、
夏の参院選の準備が始まろうとしていた頃でした。
「よーめんさん」とスタッフの方が私の事務所を訪れ、「河野談話の白紙撤回を求める市民運動」を一緒にやらないかというお誘いでした。
当時、私は維新政党・新風の選挙応援に忙しく、「お手伝いは出来ますが、ひょっとすると候補者として立候補することもあるかも知れない」と、呼びかけ人の一人として、名前を出すくらいしか出来ないことをお伝えしました。
ネット上での活動が主体になるとしても、やはり匿名のブロガーではなく、実名のブロガーが頭で呼びかけて欲しいというよーめんさんとスタッフのお考えがあったようでした。
そこで話をする中で、この運動を展開するにあたって、誰にお願いするのが一番相応しいかということになり、『主権回復を目指す会』の西村修平代表にお願いしようということになりました。
これが私と西村代表を結ぶきっかけでした。
また、この活動の中で『在日特権を許さない市民の会』(略称:在特会)の桜井誠会長とも知り合ったわけです。
この『河野談話の白紙撤回を求める市民の会』が出来なければ、現在の新しい保守運動はありませんでした。
その意味では、この河野談話の白紙撤回を求める市民の会の活動を、今年最後の「語る」運動から「行動する」運動として、河野洋平の地元小田原において行なうことは、今年の締めに相応しいものであると思っています。
明日 平成19年12月29日(土)、13時からは
<河野洋平の地元・小田原駅頭で「河野談話」の撤回を求める署名>
街頭署名(小田原駅)のお知らせ
<河野洋平の地元・小田原駅頭で「河野談話」の撤回を求める署名>
オランダ、カナダに続き欧州議会までが「慰安婦強制連行」の日本非難決議を採択するに至っている。決議内容は「性奴隷制度」が日本に存在したという究極の人種偏見と差別である。この根拠とされるのが「河野談話」である。
今年の最後、河野洋平の選挙地盤である小田原で、日本を貶めている「河野談話」の白紙撤回を求め街頭署名を行います。年の瀬でありますが、多くの方のご参集をお願いします。
日時:平成19年12月29日(土)、13時から
場所:JR小田原駅東口(駅正面商店街の一角)
※雨天決行
主催:「河野談話」の白紙撤回を求める市民の会
協賛:主権回復を目指す会
連絡:西村(090-2756-8794),(03-5281-5502)
この「河野談話」の歴史的な総括については、読売新聞と産経新聞が否定的見解で一致しています。朝日新聞社はこれを擁護する立場であり、毎日新聞社もどちらかと言えば肯定的な立場でしょう。
読売新聞社は早くから下記のように、この「河野談話」が歴史に禍根を残すものとして喝破していました。これは平成10年8月の読売新聞の社説に関するものです。ネットの検索で以前見つけたものですが、誰の書いたものか、そのソースを記録するのを忘れてしまいました。申し訳ありません。
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いわゆる「従軍慰安婦」に関して読売新聞が8月4日、8月11日の両日社説を掲載しました。
8月4日は「『慰安婦』問題をもてあそぶな」と題するもので、中川農林水産大臣の記者会見に関するものです。ここでは名前は挙げていませんが「わざわざ韓国の反発をそそのかしている報道がある」「歴史を捏造していた一部マスコミが、捏造への反省も訂正もないまま、重ねて問題発言だと騒いだからだ」と、この問題に対して態度を明確に表明すると共に、一部のマスコミ(朝日新聞のことだと思います)を批判しました。
8月11日は「国連の権威損なう『慰安婦』報告」と題し「96年の一次報告は、詐話師とさえ評されるある日本人が創作した“慰安婦狩り物語”をそのまま引用するなど、きわめて粗雑なものだった」、「詐話師の偽書を称揚したり、勤労動員だった女子挺身隊を“慰安婦狩り”だったと歴史を偽造するような一部マスコミや市民グループ等が、国際社会に対して偽情報を振りまいてきた」、「加えて浅薄な外交的思惑から、裏付けもないまま、慰安婦の『強制連行』を認めたかのような93年の河野官房長官談話があった」と「慰安婦強制連行説」を捏造した者と、それを追認した「河野談話」を厳しく批判しています。
私が知る限り、主要新聞でこの点を明確に論じていたのは産経新聞のみだと思っていました。
今回、読売新聞がほぼ同一の主張をしたことは「従軍慰安婦」の問題の虚構性が広く認識されるようになった証拠だと思います。朝日新聞の記者の中川農林水産大臣に対する引っかけ質問も自らの主張が破綻しつつある中でのなりふり構わぬ、手段を選ばぬ逆襲だと思います。
平成10年8月11日
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もう、9年も前ですが、残念ながら読売・産経がこの「河野談話」の危険性を訴えて来たにも拘わらず、政治家は何もして来ませんでした。
アメリカ、オランダ、カナダ・と西側同盟国で相次いで、慰安婦問題の決議がなされていますが、この「河野談話」をそのまま放置してきたツケが表面化してしまいました。
最近も読売新聞は社説で最後に「河野談話」の問題でこれを見直さなければならないとはっきり書いています。私達の行なってきた運動の正しさが証明されてきました。
小田原と言えば河野洋平の地盤です。河野洋平の祖父は小田原市の豪農で、神奈川県会議長を務めています。父の河野一郎はアクが強く、ドスが効いて、政治家というよりはその政治的地位を利用して、ファミリー企業を次々に設立し、黒い利権の絶えない人物でした。
河野洋平は一郎の死後、若干29歳の時にその後継者として立候補し当選した。
新自由クラブなどを設立したので清新な政治家のように思われているが、トンでもない。
河野洋平は先に紹介したファミリー企業を統括しており、一郎の利権を受け継ぎ、それを増やしてきた。
村山政権で閣僚となった河野洋平の資産は実勢価格で58億8千万円と報道されたのです。
また、河野洋平は巨額の遺産を相続するに当たって、5億円でしかなかった。本当は50億円はくだらないと見られたが、不動産など一切を会社所有として、その株式を相続するという、当時としては珍しい方法で節税し相続税は2億5千万円でしかなかった。
ファミリー企業の実態を一つだけ紹介しておきましょう。日本飼料なる会社がありますが、その目的欄には次のようにありました。
「協同組合、日本飼料工業会との業務委任契約に基づく政府払い下げ飼料並びに需要者割り当てによる輸入料の受渡し業務及びそれに係る代金回収業務の代行」
これは何かと言えば、昔は濃厚飼料の輸入は、主として食料管理特別会計で買い、業者に払い下げられていた。
ほとんどが全購連や北海道などの公共団体であったが、唯一の民間企業が河野ファミリーのこの日本飼料だったのです。
河野洋平は20歳代の半ばでこの会社の副社長に就き、海外に穀物の買い付けに出かけていた。その当時のことは中央公論、経営問題昭和54年春号に詳しく掲載されています。
自らは利権の巣窟であるファミリー企業で巨万の富を蓄積し、国家には最大限の侮辱を与えてきた男、それが河野洋平という男の実像なのです。
明日は今年最後の怒りをこの河野洋平の地盤においてぶつけましょう!
一人でも多くの首都圏の同志が結集して我々の力を示したいものです!
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