2006年11月29日

復党問題と保守主義

2a8109e5.jpeg「自民党復党問題」と「保守主義」


 郵政民営化が選挙の争点になった昨年夏の衆院解散総選挙において、自民党を離党して戦い当選した元自民党無所属議員の内、平沼赳夫議員1人を除く11人の復党が決定した。

 自ら離党したのではなく、離党を余儀なくされたと本人達は弁明をしたいのだろう。しかし、彼らが政治家として生き残る選択肢はもとより限られていた。

 これではっきりしたことがある。それは平沼新党などといわれた新たな保守勢力の結集が事実上消滅したことである。彼らが選挙民に筋を通せば、そのような選択肢もあったはずだ。

 彼らは恥をしのんでも古巣に戻った。この姿こそ戦後政治を象徴的に現わすものに他ならない。平沼新党構想が完全に潰えた今日、私は改めて自ら呼びかけた維新政党への支援が間違いでなかったことを確信しました。

 私は小泉首相をこの5年間支持してきました。それは東アジアにおける共産支那の軍事的膨張と北朝鮮の先軍政治に対抗するには、とりあえず日米関係の強化は避けられないと思ってきたからです。

 しかし、その外交姿勢以外の内政問題などについては、これまでも反対を表明してきました。私の政治信条は戦後半世紀に渡るこの体制の打破にあることは言うまでもありません。

 そのためにはこの戦後体制の推進者である自民党に変わる政治勢力の結集こそが、何よりも待たれることでもあります。そこで所謂「戦後保守」と括られる中において、その戦後なるものを取り払おうと考える人の出現を常に夢見て来ました。

 それが石原新党構想であったり、今回の平沼新党構想でもあったわけです。しかし、今回の自民党復党問題でそれに決着が図られたのではないでしょうか。

 自民党という政党は「保守主義」を内包してはいるが、その行動原理はあくまでも政治的な利権を求めるもので、いくら「保守」を標榜していようが、今回の平沼氏一人の復党を受け入れなかったことで示されたと思う。

 小泉劇場と称された郵政解散は、結果として小泉自民党の圧勝であった。故にその政治手法や郵政民営化という政策の本質を問われることがなかった。

 しかし、小泉首相から安倍総理に代わったことによって、徐々にであるが、あの政治手法の総括が図られ、その結果としての復党問題の浮上ではなかったのか?

 であるならば、一つの政治的修正が行なわれたということにもなる。だが、それは本当の意味での修正ではなく、便宜上のものと思われてしまうだろう。

 すなわち来年夏の参院選挙対策としか見なされない。憲法改正論議などで、より多くの政治勢力を束ねる必要性がある中で、それを実現できなかった安倍総理の支持率が急落したのも当然と言えるであろう。

経済政策を再度考え直すべきだ

 私は小泉−竹中ラインが推し進めた経済政策には反対します。竹中氏は経済は上昇し好景気がやってきた―と、それを自らの手柄としたが、景気の上昇や下降はサイクルであり、それは自然の流れでもある。

 問題なのは過熱した時にどうするのか、或いは冷え込んだ時にどのように対処するかではないのか。都市圏と大企業は確かに潤ったかも知れない。

 しかし、地方に行けば、その無惨なまでの疲弊状態は加速されている。強い者だけが生き延びて、弱い者を死に至らしめるような経済改革を我々は拒否する。

 一部の成金を退治したのは政治ではなく、検察の力であり、それを後押ししたのは庶民の検察への絶大なる信頼であった。自民党はそのような成金まで引っ張り出して選挙に勝とうとしたのである。

 まだ、見る人が少なかった頃(昨年夏)のエントリーを紹介させて頂きます。

国家の衰退をもたらす経済の自由化と市場開放

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/30601678.html

郵政民営化問題に欠けている視点

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/30741717.html

「新階層社会」の出現と≪極右≫の誕生

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/30896732.html

 私は自民党圧勝の選挙直後においても、日本の政治への危機的なるものへの警鐘を鳴らし続けて来ました。

選挙の熱狂が沈静化に向かう中で…

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/50003162.html

自民党の勝利は吉か凶か

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/31080092.html

 私は綿貫氏や亀井氏が結成した『国民新党』にも期待感を持ったこともあった。

国民新党をあえて評価すれば

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/30418713.html

 しかし、小泉憎しで凝り固まる彼らは、沖縄県知事選挙で極左候補を応援してしまいました。これでは自らの政治信念も棄てたに等しい。

 この時点で彼らの日本政治における存在価値も消えてしまった。やはり既成の保守政治家には期待できないことが分かりました。保守が戦後政治を原点にする以上、我々極右は維新という旗を掲げざるを得ません。

 その選択と決断に間違いがなかったことを、これから自分の全てを賭けて示さねばならないと覚悟しています。本日は維新政党・新風の本部事務局長(東京地方区出馬予定者)の鈴木信行氏と衆議院議員会館に抗議に出かけます。

 日本国籍を持たない朝鮮総連の政治集会を国権の最高機関である国会のお膝元で許してしまった、そのことへの強い抗議と今後の対応を求めるものです。

 結果は夕刻にでもアップしてお知らせ致します。

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Posted by the_radical_right at 08:55│ mixiチェック 政局・動向 
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≪平沼氏は己の信念を貫いたのではないか!?≫ 〜中川秀直が基本的に嫌いなdandyの恣意的エントリー・序章〜 平沼氏が会見 「政治信念で復党条件受け入れず」  平沼赳夫元経済産業相は27日昼、都内の事務所で記者会見し、復党願に誓約書を添付しなかったこと....
★「復党問題」の本当の問題??【Flight to Freedom/神の国へ…】at 2006年11月29日 12:26
 東洋の魔笛のナルトさんが  (自殺するくらいなら)  復讐せよとは極論に過ぎる
一人一殺は美学だ!【Empire of the Sun太陽の帝国】at 2006年11月29日 15:02
この記事へのコメント
安倍とは、操り人形である。
Posted by jk at 2006年12月01日 19:20
日本が今までアメリカが行っていた米国型資本主義をまねたら、アメリカが得意とする舞台で戦うということになり、負けるんじゃないかと懸念していますね
Posted by little at 2006年11月29日 19:26
「中川秀直の覚醒剤使用、愛人スキャンダル(フォーカス)をもう一度振り返ろう」http://asyura2.com/0610/senkyo28/msg/548.html

「シャブの中川秀直は黙ってろ。11/23(木)http://nikaidou.com/column01.html
「おい中川、話をまた蒸し返すがな、愛人写真の時総会屋通じて暴力団に金やったろう!国庫金を暴力団との和解金として差し出した仲川秀直よ、俺はお前が写真をつぶすために金を払った交渉相手の張本人からそのときの話詳しく聞いているんだぞこの野郎!」

産経「iza」より引用
「(前略)中川、平沼両氏の確執は根が深い。(中略)平沼氏は、思想・信条で安倍首相に近いのに対し、中川氏はリベラル色が強い。靖国参拝や、北朝鮮の拉致問題、人権擁護法案などへの対応では、首相と平沼氏は常に足並みをそろえてきた。(後略)」
どうも、真実は書かないよなぁ政治部の諸君は。そんなに将来とカネが大事かね。
Posted by 国賊追放 at 2006年11月29日 15:45
統一教会がらみの事件。
『「合同結婚式、行方不明の6500人を捜して!」被害者家族が訴え』 06年01月23日
http://www.christiantoday.co.jp/news.htm?id=393&code=sn

2006年5月、安倍晋三を初めとする議員ら100名近くが「統一教会」の合同結婚式へ祝電を送った件が報じられた。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-06-13/2006061314_01_0.html

安倍晋三は取材に対し「地元事務所から「官房長官」の肩書で祝電を送付したと報告を受けた。誤解を招きかねないので担当者に注意した」と、回答。
しかし、安倍晋三、自民党と統一教会の関係は遥かに根深い。
安倍晋三の祖父・岸信介は、統一教会本部と隣り合わせに住んでいた。
そして、統一教会系の政治団体「国際勝共連合」の設立そのものに関わっている、、、

つづきは、
『安倍総理とカルト教団「統一教会」、親子3代の深い関係』
http://asyura2.com/0601/cult3/msg/528.html
Posted by 国賊追放 at 2006年11月29日 15:40
『相関図』〜耐震偽装・ライブドア・野口氏殺害・沖縄開発・創価学会・自民党〜
http://www.asyura2.com/0510/nihon18/msg/822.html 
「貼り付けた『相関図』は自然に出来上がったもの。
そもそも、このスレッドでは『野口さんの死』について調べていた。
それなのに、何故あんな図が出来上がったんだろう?
別に自民党や安倍晋三を調べていたわけでも、まして、耐震偽装事件を調べていたわけでもない、、、」

沖縄県はサイバーファームという暴力団のフロント企業の沖縄開発専門会社に全面的優遇措置を施している。
同社の事務幹事証券会社は、エイチ・エス証券(創価学会系)。
半田貞治郎サイバーファーム社長、野口氏はヒューザーの小島社長とも接点がある。
つづきは、
『サイバーファームの沖縄開発と、野口氏殺害、創価学会、安倍晋三・安晋会』
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/286.html
Posted by 国賊追放 at 2006年11月29日 15:35
救う会の中核「新潟・救う会」の最前線で活動を続けているのは、住吉会、日本青年社幹部・水野孝吉と、この団体の構成員たちである。
NHKを始めとする大手メディアは、この事実に一切触れない。

安倍、中川をはじめとする自民党幹部は北朝鮮報道を洪水のように垂れ流し、国民の反北朝鮮感情を煽ってきた。

2006年11月20日、救う会・新潟の電話回答;
「拉致被害者の救済で、日本青年社の方達は会の設立当初から熱心に活動している。「日本青年社」は政治的団体ではありません(きっぱり!)。」

つづきは、
『「新潟・救う会」と「住吉会」の関係、電話で確認しました』
http://asyura2.com/0610/senkyo28/msg/390.html
Posted by 国賊追放 at 2006年11月29日 15:26
耐震偽装〜ライブドア事件に安倍晋三の後援会『安晋会』、創価学会系の企業が頻出。

1.斎賀孝司・朝日新聞社会部デスク(耐震偽装の裏を取材/変死)
2.森田信秀(姉歯に構造計算を発注/鎌倉で全裸の水死体)
3.大西社長(ライブドア投資組合社長/行方不明)
4.古川社長(平成設計・元社長/大阪空港で変死体)
5.野口英昭エイチエス証券副社長(安晋会理事/他殺)
6.草苅逸男(一級建築士/事務所が爆発し焼死)
7.姉歯建築士の妻(創価学会員/飛び降り自殺)
8.東江組員(沖縄旭流会幹事/惨死)

エイチエス証券、親会社のHIS(旅行代理店)は、創価学会系。
安晋会幹事は事件濁中の杉山敏隆『ゴールネット』社長、
手かざし・悪霊払いのカルト『慧光塾(えこうじゅく)』のメンバー。
慧光塾の前代表は変死、信者にも金銭トラブルによる死者が多発、、、
つづきは、
http://asyura2.com/0610/senkyo28/msg/254.html
Posted by 国賊追放 at 2006年11月29日 15:20
平沼氏は参院選までに、自民党に復党する気はないそうです。
(日本テレビの番組に出演し明言)
もちろん、参院選まで時間があるので確かとは言えませんが。
Posted by ある阿保 at 2006年11月29日 14:39
安部晋三こそ戦後保守の権化でしょう。

「村山談話」と「河野談話」の受け入れを表明し、シナ・南朝鮮へ入貢
北朝鮮の核実験の後、シナの要人に
「日本は非核三原則は堅持する。安心して欲しい!」と表明

外人労働者(インドネシア人、シナ人留学生)の導入も賛成のようですしね。

●2ちゃんねるは安部政権にとっては邪魔な存在になる件について
http://antikimchi.seesaa.net/article/24328210.html
そもそも
南方面のカプサイシン・アディクトどもの期待の星、安部タソは、
小泉と違い数々の柵に縛られた旧体制の産物であり、個人的にはまったく期待してないが人材不足のおり他に選択が無いというのが現状だ。
Posted by うなぎ犬 at 2006年11月29日 14:37
自民党にも多くの売国が巣食っており、彼らの圧力によって、国民はたびたび裏切られることがあるが、それでも安部政権を応援したいと思う。
なぜなら安部首相は、ようやく出てきたまともな歴史観を持つ宰相であり、
もしもここで安部政権が凋落することになれば、日本は再びあの『土下座の悪夢』に舞い戻ることになる。
もちろん新風の応援もするが、彼らが大きく育つまでは、安部首相優勢の基盤は固めておきたい。
Posted by yuukoku at 2006年11月29日 13:59
小生も国民新党に期待したのですが、どうも期待はずれみたいです。
現在の自民党が公明党を切り捨て、55年体制当時のイデオロギーに戻れば
投票しますが、これも無理でしょう。
維新政党・新風に期待して党友になろうと思っています。
Posted by Hatumagodekita at 2006年11月29日 13:15
>ようちゃんさん 地方分権道州制を廃止
地方分権は、日本を朝鮮人、左翼の餌食とし日本解体につながるでしょう。
日本は、都市を搾取し、地方を優遇してきました。東京の街を見ると傾いた多数の電信柱が見にくい多量の電線に繋がっています。どこの開発途上国の都市でしょうか?
日本は、地方、国家とも破産状態ですので、お金のかからない国作りが必要です。人口の少ない村を廃村とし、老人達に都市に集まってもらいます。そうすることで道路、電気、水道、下水、掃除、雪かきなど費用の削減が可能です。人間が住まなくなった土地は、原生林にもどせば美しい日本が復活します。また、効率的農業を行える土地を若い人々へ開放することもできます。二大政党制の日本としては、自民党に頑張ってほしいのですが…。
Posted by なっとく at 2006年11月29日 12:43
話がずれるけど酷いサイト発見したので書いておきますね
http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/index.html
Posted by ぽぽんS at 2006年11月29日 12:35
スサノウ様の意見ごもっともです。
 戦後の洗脳支配の最たるものは、GHQの教育、言論界での単純で貧困な理想主義人間観の流布にあると思います。人間には善悪の二面性があるというのが古来からの日本人が脈々と受け継いだ人間観と思います。人間の心には邪悪な心が盗みや暴力をもたらして善なる心がそれを防ぎかつ道徳を産む、邪悪に走った人を憎む厳しさとその行為に至った人の心を悲しむ優しさがある。厳しさと優しさが絶妙のバランスがあったはずです。それが昨今の事件を見ると著しく崩れている。
Posted by 寄稿人 at 2006年11月29日 11:45
イラクの混迷と米の政権が民主党へ移行したら、即刻日本叩きが開始されるし、世界の経済はイランがユーロ決済へ、ロシアもルーブル決済と石油や天然ガスを使った外交を展開し始めている。中国は希少金属を使った資源外交を始める兆しが明確になってる。米国の金融財政悪化ははっきりしてる。又中国もバブルが北京オリンピック以降に起きる可能性が高いです。国防に重点を置いた政策を取る事と、馬鹿な地方分権道州制を廃止しないと危ないと思います。
Posted by ようちゃん at 2006年11月29日 11:09
上記より
保守とは、人は過ちを犯すものであり、先人達から学ぶべきもの、変えていくべきものを考慮し、その上で真の国益を選定していく事なのではないでしょうか。平沼氏以外の11人の方はどんな理由があるにせよ、己の信念はあるのか!!と世間では思われるでしょうね。
畢竟、今の自民党の正体見たりの感は否めませんが、野党よりはまだマシでしょうか?私も維新政党・新風がこの国の政治を変えてくれる事に期待します。
駄文失礼しました。
Posted by スサノオ at 2006年11月29日 10:29
瀬戸先生、皆様おはようございます。
いつもブログを拝見している者です。初めてコメントをさせて頂きます。

>自民党という政党は「保守主義」を内包はしているが、その行動原理はあくまでも政治的な利権を求めるもので、いくら「保守」を標榜していようが、今回の平沼氏一人の復党を受け入れなかったことで示されたと思う。

瀬戸先生の仰る通りだと思います。やはり自民党の中には、過ちなど犯さないと思っている官僚主義的なものがまだ残っているのでしょう。彼らは「歴史」を重んじるという意味を勘違いしているのかな?
続く
Posted by スサノオ at 2006年11月29日 10:28
親の葬儀でしばらくPC離れておりましたが、先生のご活躍は信じておりました。私も年が明けたくらいからまた行動始めたいと考えております。まずは維新政党、新風の行動に参加することからですね。どちらにしろ挑戦の動向はもはや一刻の猶予もなくなってしまい日々危惧するところであります。
Posted by 場末 at 2006年11月29日 10:21
郵政民営化はいつから行われるか疑問です。
また民営化すると他の会社は潰れ、海外企業に潰されると思います。
Posted by 司令長官 at 2006年11月29日 09:49
お久しぶりです。
維新政党・新風に資料請求を申し込みました。
じっくり読んで考えたいと思ってます。
Posted by 織原 at 2006年11月29日 09:21