2006年08月24日

共産支那の言論妨害裁判

共産支那の言論妨害と欠席裁判

日本の著者らに賠償命令 中国での南京虐殺訴訟

 中国人女性、夏淑琴(シア・シューチン)さん(77)が、日本で出版された2冊の本の中で「自分が南京大虐殺の被害者でないように書かれ、名誉を傷つけられた」として、著者2人と出版社に計160万元(約2400万円)の損害賠償と、日中両国の主要紙での謝罪広告の掲載などを求めた訴訟の判決が23日、中国江蘇省南京市の玄武区人民法院(裁判所)であった。同法院は原告側の主張を全面的に認め、計160万元を支払うように著者2人と出版社に命じた。また日本国内での出版差し止めと、日中主要計6紙に謝罪広告を出すことも命じた。

 被告側は出廷しておらず、判決内容がただちに実行される見通しは立っていない。原告側によると、南京虐殺を巡る対日訴訟が、中国の裁判所で争われたのは初めてという。

 訴えられていたのは「『南京虐殺』の徹底検証」の著者の東中野修道・亜細亜大教授と、「『南京虐殺』への大疑問」の著者の松村俊夫さんの2人、出版元の展転社(東京都文京区)。

 夏さんは2000年、両書の中で夏さんが事実をでっちあげたなどと書かれ、名誉を傷つけられたとして提訴していた。夏さんは1937年、旧日本軍が南京を攻略した際、9人家族のうち7人が殺害されるなかで生き残ったと主張していた。

 この日、日本人記者の法廷内での傍聴は中国当局から認められなかった。

 夏さんは判決後、記者団に対し「大変うれしい。年をとっているので、(判決内容を)早く執行してほしい」と語った。 
                                                                                            朝日新聞より引用

 この裁判で被告とされた『展転社』と私とは古い付き合いだ。この出版社から昔は機関紙『世界戦略』を発行していたし、連載で行なった倉前盛通(亜細亜大学教授)と小室直樹氏の対談は、後に私が監修し『世界戦略を語る』と題して、この展転社より発行、ミリオンセラーとなった。

http://www.interq.or.jp/sun/atsun/komuro/1981-1985/1985003.html

 『世界戦略研究所』は昭和57年頃に、民族派団体若手の勉強会として設立し、倉前盛通先生に代表をお願いする予定であったが、先生が突然ご病気になられ帰らぬ人となって正式の設立は叶わなかった。

 しかし、その後もこの展転社からは3冊ほどの本を発行させて頂きました。

http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/1258764/s ヒトラー思想のススメ

http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/1232735/s 日米友好時代は終った

http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/1231098/s  東南アジアの反日感情を煽る“味の素”

 先日、久しぶりに展転社の藤本隆之社長に、『維新政党・新風』激励会の席上にてお会いしました。

 展転社は今回の報道を受けて次のような声明を発表しています。

「歴史事件への純粋な学術研究を政治的に抹殺しようとする意図に疑問を感じる。これは裁判の名を借りた我が国の『言論の自由』に対する挑戦であり、内政干渉以外のなにものでもない」

「そもそも国際裁判管轄権がない中国の法廷に出席する義務はなく、国際法上裁判そのものが成り立たない」

 新華社通信は23日、「被告らが中国に入国したら賠償支払い不履行を理由に身柄を拘束できる」という脅しをかけている。

 この公判においても「身柄を拘束される危険性があった」ので、日本側は出廷していない。これは欠席裁判である。

 今後、支那と日本との間で、恐ろしいことが起きる。その一つの現象が浮き彫りとなった。共産支那は自分達に都合の悪いことを書いた書籍の著者や出版社に対する訴訟を乱発する可能性が更に強まった。

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Posted by the_radical_right at 08:12│ mixiチェック 共産中国・反日サイト 
この記事へのコメント
死那畜に申し上げる! 南京虐殺と言う政治宣伝乃至不当裁判などを行う前に、チベットなどの少数民族に対する弾圧・虐殺を猛省して欲しいです!(つい最近、チベットの亡命少年僧をネパールの国境付近で射殺した事件がありました) 其れが叶わぬ場合は、これらの事項を厳しく糾弾し、更に世界に向けて事実を発信して、永久的に告発しましょう!!
Posted by 日本海の竜 at 2006年11月01日 20:05
2400万円の訴訟を日本で行うならば結構な額の供託金を必要とする。

資金が何処から出たのか?支那の訴訟制度がどうなっているのか?
も疑問ですが。
最初から「欠席裁判」と決まったようなもの。

民主的な投票も、公正な裁判も存在しせず。力ずくで事を押し付ける事の証明になっています。

支那は陰謀と力ずくで侵略する国家。日本に侵入させては成らない存在です。
Posted by MultiSync at 2006年08月24日 23:07
ブッシュが愛読している「マオ」の出版社も訴えられるのでしょうか?
Posted by 通りすがり at 2006年08月24日 21:10
>名無しの経営者さま
言論の自由が無い国で、言論をめぐる裁判(しかも他国で出版された本について)を行なうというのは滑稽ですね。気に入らないと思うなら政府がダイレクトに文句を言ってくるべき。しかし、中国も新しい教科書問題から進歩しているのは法治国家・日本と同様に司法の裁きを経ているということではないでしょうか。これを口実に日本に言いがかりをつけてきかねないだけに、単なる内政干渉よりも厄介な事態になるやも知れません。中国にも人民裁判というのはあるでしょうが、日本のように国と個人が争っても公平性のある判決など、まず出ないのではないでしょうか。
その意味から中国は決して法治国家ではない現状を追及していくことが肝要だと思われます。ここで引いたら中国は日本国内で言論活動をしている日本人の身柄引き渡しさえ要求しかねませんよね。反日・朝日を介した世論の分断工作に乗せられてはなりません。
Posted by 極右評論管理者 at 2006年08月24日 19:12
>とおる様
>ケロロ様

中国は人口が多く大きな国土を有し、自由主義経済を取り入れており、少なくとも今のところ北京五輪だの成長の勢いがあるせいで認識が希薄になりがちですが、よくよく考えてみると北朝鮮と何ら変わるところがない共産主義独裁・軍事専制国家なんですよね。
Posted by 極右評論管理者 at 2006年08月24日 18:59
各位コメントを有り難うございました。
>いなわさん
日本在住の中国人もテレビの討論番組では誰も同じことを言いますからな。要するに中国人にせよ韓国人にせよ、留学生にせよ労働者にせよ日本は利便性のある国でその恩恵に肖りながらも、いざ、金欠になると都合よく反日感情が湧き上がってくるんじゃないですかね?何だか、かの民族、かの国々の姿を象徴しておりますね。今の日本はどうあれ、かつて我々の国を侵略し祖先を殺戮したのだから少々おカネを奪うくらいは良いだろうという事で外国人犯罪が後を断たない。仰るように民主化への起爆剤になるなら、どんどん受け入れるべきという人もいますが、逆に不法入国に利用される危険性が大いにありますね。
Posted by 極右評論管理者 at 2006年08月24日 18:54
こんにちは!!
中国には公平性という概念がないことがはっきりとわかりましたね。あくまでも都合のいいものは利用し、悪いものは即削除。逆に正しいものは断罪されるって…さすがは独裁国家、ひどいなんてもんじゃないわ…
Posted by ケロロ at 2006年08月24日 17:30
今の時点で各国のジャーナリストは、滞在先のホテルなどでも党員監視下に置かれ、党員の付き添いのもと取材するそうですよ。中共にとって都合の悪い情報はすべて外には出さない徹底ぶり。日頃思うのですが留学等で日本に来た学生などはどう感じているんでしょう?それが帰国後に中共への不満となり民主化への起爆剤とはならないのですかね。
Posted by いなわ at 2006年08月24日 17:26
中国で活動している企業は、中国が法治国家で無い事のリスクを覚悟するべきです。
日本政府は、一企業の事でも、違法・国家主権を害する他国の行為には、国際法・国際常識で対応して欲しい。
Posted by とおる at 2006年08月24日 16:42
このような言論の自由にかかわる一大事を
第三者に成りすましたように報道するところを考えると
朝日は言論の自由を放棄しても良いと腹を括ったのに違いない。

あるいは決して中共様には逆らいませんと
宣言した画期的文章なのかもしれない。

そうすることで朝日は誰からも批判されない神のような立場を
もう一度手に入れられるとでも思っているのであろうか。

日本マスコミはそろそろ自由民主政治側に就くのか
共産独裁政治側に就くのか旗色を鮮明にすべきだ。

当然共産独裁政治側に就けば自由報道の機能全てを失う。
Posted by 名無しの経営者 at 2006年08月24日 16:02
新風党首さんによろしく。
やばい、電話くれいわれてまだ電話していない・・・。
出席してたらお会いできましたね。
Posted by 声優 at 2006年08月24日 15:56
支那に好き好んで行くわきゃないがね。
Posted by れお at 2006年08月24日 15:42
中国で裁判なんかやったら敗訴するに決まってるのに、それを分かってて、わざと提訴したんでしょうか。中韓人にもムカつきますが、いちいち焚き付けて反日を煽るバカサヨ日本人が一番許せない。
Posted by 林檎 at 2006年08月24日 14:10
傷つけられたとか言っているが、本に書いてあることを否定したのかな。判決だした裁判官はなにを考えているんだ?
Posted by 司令長官 at 2006年08月24日 12:06
コメントを書き込んだサーバが中国や韓国にあったら、観光旅行でそれらの国へ入国したら、即逮捕、終身刑などありうる時代になりました。
海外旅行は、細心の注意が必要ですね。日本の外務省は、日本国民を守ってくれないでしょう。
Posted by なっとく at 2006年08月24日 11:49
農民さんへ
>近いうちに瀬戸さんも入国できなくなるかもしれませんね(笑)

ある意味、勲章だと思いますが。

信じられないかもしれませんが、私は以前は中国政府から招待を受けたこともあります。この頃は反米を主張していた頃です。以前ブログで紹介したこともありました。
今行ったら、間違いなく拘束されて、殺され標本にされてしまうでしょうね。(笑)
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年08月24日 11:26
最初は特亜特有の反日国益裁判だと思っていましたが、瀬戸さんの指摘の通りなら、日本のみならず世界の心あるジャーナリストが中国に入国できなくなりますね。

間違いなく近年急激に強まっている情報統制の一環だと思います。

中共の悪事が世界に広がらないように、という必死な様子が伺えますね。

近いうちに瀬戸さんも入国できなくなるかもしれませんね(笑)

ある意味、勲章だと思いますが。
Posted by 農民 at 2006年08月24日 09:54
weirdo さんへ
まったく馬鹿げたことですが、このまま放置もしておけないでしょう。彼らの政治的なプロパガンダに過ぎませんが、国内のマスコミは共産支那の言論弾圧を正しく伝えなくてはなりません。朝日新聞社の報道では、何か客観的し過ぎて、これでは日本側が悪いような錯覚を覚えてしまいますよね。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年08月24日 08:48
大陸半島の皆さんのおやりになることは分からないことだらけで、この裁判もそうだ。大陸で事業を展開される皆さんは背筋が寒くなったことだろう。

新聞記事で判断する限り、事実関係がよく分からないが、該当の書籍が大陸で通用する言語で大陸所在の出版社が刊行し、それによって原告が名誉なり損害を被ったというのなら話はわかるが、被告はそれを出版した出版社であり、翻訳者である。

当地は幸いなことに言論の自由が保障されているので、原告には是非こちらへ来ていただいて、日本語で出版された書籍により名誉を毀損され、精神的苦痛を受けたと提訴されては如何。

南京での真実が明らかになるでしょう。
Posted by weirdo at 2006年08月24日 08:43