
『東西対立」から「南北対立}へ、幻想としての国家は解体の運命へ
>太田龍さまへ
失礼ながら本物の太田先生ですか?私は以前先生とはお会いしたことがあります。少しのお時間でしたが、後で機関紙を送り頂いておりました。ここであらためてお礼を申しあげます。最近先生の『国際ユダヤ秘密力の研究』という著書を出版社の『雷韻出版』より贈呈を受けました。
まだ途中までしか読んでおりませんが、私は戦前、国際政経学会より出版された『国際秘密力の研究』を第6巻まで所持しています。現在この国際政経学会は存在しているのでしょうか?良かったら教えて下さい。
>三郎さんへ
あなたと私の考えはやはりかなり隔たりがあるようです。しかし、これからの世界がこれまでのような<東西対立>から<南北対立>に移行していく。この考えには異論はありません。この<南北の対立>を対話によって解決する試みがなされています。しかし、これまでの経緯を見ると対話は必ずしも成功しているとは思えません。
その理由の一つにインターネットなどによって過激な対立する思想や宗教が介入してきているからです。南北問題とは人口問題でありまた貧しさと豊かさの問題でもあります。人口爆発によってあぶれた人々が豊かな国を目指して押し寄せてきます。この問題は我が日本にとっても深刻な問題となるでしょう。
>太田龍さまへ
どうも、あなたは私がお会いした太田先生とは別人のようですね、私の早とちりでした。ところで、南北問題とは将来の日本に取って看過できない問題であるとの私の主張に賛同して頂いてありがとう御座います。しかし、この問題はフリーメイソンの謀略や陰謀論とは無関係と思います。ただ、今後の世界の人口爆発をシュミレーションすることは大切な事と思います。
>まじめなサラリーマンさんへ
爆発的な人口増加については、その数字的なものについては早急に資料を提供して考えて見たいと思います。
>K−Sさんへ
パレスチナの問題に限らず私の主張は、<幻想としての国家>は解体の方向に進み、これからは実体としての民族国家が問われる時代と考えます。その意味からすると、旧ユーゴは解体の運命にあり民族紛争は避けられないと思うのです。
それではイスラエルはどうかと言えば、幻想の国家とは言いがたいと思います。確かにパレスチナ人を追い出して創られた国家ですが、これまでの闘いの中で実体としての民族国家=宗教国家が作り出されてきました。
対してパレスチナは未だに正式な国家としては誕生を見ていません。しかし遠からず民族国家を形成するでしょう。私が思うにはこの地域では国家というよりはイスラム教の連帯という動きが顕著に現れてくるでしょう。
日本では余り知られてはいませんが、ヨーロッパの政治学者の多くがイスラム原理主義者と極右を同一線上で見ています。これは反ユダヤという観点からですが、そのような視点で見ると<南北対立>もこれまでとはかなり違った世界に見えてくるから不思議です。
>K−Sさんへ
私が幻想の国家というのは歴史や伝統を無視してイデオロギーだけで作り出された国家であり、ソビエトや旧ユーゴや共産中国などです。対して実体としての民族国家というのは多民族国家ではなく、単一民族国家のことです。世界各地で起きる民族紛争とは、各民族が自立を求めて起ち上がってきた結果であり、より国家というものはその民族の実体を現わす傾向を強めるでしょう。すなわちより細分化していくと言うことです。
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