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今年も今日で最後となります。今年は6月でブログを書き始めてから15年目でしたが、15周年を記念して講演会などを予定していたものの、新型コロナの感染などが収まらずにやれませんでした。
来年はどうなのでしょう? 6月には16周年の記念講演会を是非とも開きたいと思っています。しかしながら、この先まったくどうなるか予測もつきません。
準備だけは進めてまいりますが、その約束は出来ません。4月頃には感染拡大が収まれば可能性はあるかも知れませんが、今度は衆院解散総選挙の日程が浮上してくるので、そちらとの兼ね合いも考えなければなりません。
来年はどんな年になるのでしょうか? 本当に予測不能な時代の幕開けとなりました。今年一番感じたことを短い言葉で書きます。
日本は衰退に向かっている、このままでは滅びるしかないのか?
これをこれまで生きてきて、本当に差し迫った<実感>として受け止めなければならなかった。政治や文化の面では確かに日本は一流ではなかった。しかし、科学技術などの面では他国に抜きん出ていると漠然とではあるが信じていた。
しかし、それは現実を目の前にすると幻想に過ぎないことを理解せずにはいられなかった。
例えば、新型コロナの感染を防止するワクチンの開発・製造などにおいてです。もう、既に開発されてワクチン接種が始まっているのに、日本では開発に関するニュースは殆どない。
米国、英国、ロシア、中国(シナ)などでは既に開発が終って接種も始まった。少なくとも医学技術や科学の分野では、日本はかなり立ち遅れている。この現実は何を意味するのか?
資源の少ない日本は<科学技術立国>などと言って、その科学技術分野では<大国>を目指してきた筈ではなかったのか? しかし、大国どころかその仲間入りも果たせていません。
この現実を目の当たりに見て、日本は世界から取り残されて衰退しており、それはもう挽回不可能な事態にまで行っているのではないか?
ネットで検索すると次のような記事が見つかった。
以上
様々な意見はあるでしょうが、はやり資金が不足していることが一番の原因と言えるのではないか? そして若手研究者が育たない理由の一つが生活の不安定さ。
しかし、これだけなのでしょうか? 昔はもっと貧しかった、生活だってそれ程安定していたとは思えない。資金や生活の不安定さにあることも確かですが、研究者だけでなく、社会や国家の為に尽くすという、その確固たる信念が希薄になっているようにも感じた。
一方、日本のスポーツ界は他国から見れば群を抜いて飛躍している分野もあります。バトミントンや卓球などは以前は外国にはかなわなかった。体操などもロシアには勝てずチャイナにも引き離されているように感じたが、今では逆転しています。
その理由を前にネットで見ましたが、指導者の影響と出ていました。外国から優秀なる指導者を呼ぶことにおいて、その影響で強くなったとあった。
もう、日本は科学技術分野では3流国家となっています。この際、外国の優秀な学者を招聘して、日本の学者と交代させるべき時です。それくらいの荒療治をしないと日本の科学技術のレベルは高くならない。残念ながらそのように感じました。
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