嬉しい知らせと残酷な現実
全ての農家が本当に幸せになれるまで戦いは続きます。

前のエントリーで今年最後と思い書きましたが、メールで嬉しい知らせがあったので、それを紹介して今年の最後と致します。
もう諦めていた所に、福島のお宝が届きました。
箱の表に“福島産”という印字が私には、とても誇りに感じます。
行き過ぎたデマや福島の人たちに対して敬意なき一方的な見解を述べられる人たちがいますが、もっとも軽蔑されるべき最低な人種だと思います。
瀬戸さんどうもありがとうございます。
無理を言って申し訳ありませんでした。
来年もよろしくお願いします。
私も今年間に合うとは思いませんでした。昨日発送したばかりでした。郵便局では中国地方の人なので正月明けになってしまうと言っていました。これでお一人様を除いて注文を受けたほぼ全員に年内に届けることが出来ました。
来年になった人も追加の注文なので、一応は今年産はもう既に一回は食している方です。これで安心して正月を迎えることが出来ました。
それにしても<福島の宝>との表現は本当に嬉しい限りです。もうこれ以上の褒め言葉はありません。
このような人達に支えられてきた私は本当に幸せ者であると実感しています。先ほど実家近くののリンゴ畑を歩いていると、下記のような光景を目にすることが出来ました。


この携帯電話の写真では見えにくいかも知れませんが、リンゴが収穫されないままに放置してありました。今年はリンゴ畑の中に山盛りに積んで捨ててある光景をたくさん目にしました。
農民にとって精魂込めて栽培した果実をこのように出荷も出来ないで、放置するという事は本当に悲しいことであり、無念の極みでしょう。ここまで来るのにどれほどの手間暇をかけてきたか。
こればかりは作業した本人でなければ分からないでしょう。さぞや苦しい思いをしていると思います。
私は必死の思いですべてのりんごを売り切りましたが、儲けは殆どありませんでした。最初から分かっていたことですが、何としても自分の栽培したリンゴを多くの人に“美味い”と言って食べて欲しかった。
ただただ、その思いで販売をしてきました。本当に感謝に堪えません。有り難う御座いました。
