「ビートたけし」さんの、参院「不要論」を考える
日本の良識復活にかけた新風の歴史
私は「ビートたけし」という芸人が好きだ。今は芸人と言ってはいけないのかも知れない。世界的にも著名な映画監督でもある。しかし、どうしてもそのイメージとは違う「ビートたけし」という人物像がインプットされたままだ。
このビートたけしさんがもともと愛国的な考えを持っていることは、日頃の言動からも知ることができる。かつては朝日新聞社で自決した新右翼の故野村秋介氏が参院選挙に挑戦した時には、その「風の会」の推薦人にも名前を連ねていたはずです。
私は最近は殆どテレビを見なくなりました。だからビートたけしさんを見るのはもっぱら週刊誌の連載コラムです。今週発売の週刊ポストの『ビートたけしの21世紀毒談』は中々面白かった。
タレントばかりの参議院「不要論」をオイラもマジメに考えたぜっの!
「今回の選挙で自民党の目玉候補といわれているのが、ヤンキー先生こと義家弘介さんでね。教育再生会議の担当室長やった人だけど、結局、政府委員は参院選挙までの腰掛で、名前を売って政界進出するための手段に過ぎないのかって思っちゃうよなァ」
あからさまに票集めの道具に使われているんでね。
「『行列の出来る法律相談所』で有名になった丸山和也弁護士に、横峰さくらの父親の横峰良郎さん、黒川紀章さんにその奥さんの若尾文子さん、それから丸川珠代さんだろう。別にタレントだから悪いなんては全く思わないけど」
参院なんて、本当に必要なのか?
「そもそも二院制っていうのは、参院が衆院のチェック機関、衆院の暴走を止めるために必要だったというけどさ。昔の貴族院みたいな位置づけならともかく、ここまで政党の力が大きいと、別に二つもいらないし、衆院だって最悪、政党の数だけ議員がいればいいんでね」
ここまでビートたけし殿に言われてしまっては、一応参院選挙に出馬する私としても、何らかの弁明とまでは言わないが、発言しておきたいところでもあります。
実は私もかなり以前でありましたが、「参院不要論」を唱えていた時もありました。もう何十年も前のことですが、しっかりと本名で投稿し掲載されました。
その当時の雑誌を今突きつけられたら、私も正直返答に困ったかも知れません(笑)。このビートたけしさんの主張もある程度若者に受け入れられるのではないでしょうか。
この「不要論」に対する明確な反論がなければ、この主張はある種の正当性を持つとも考えられます。それは郵政解散選挙で示されてしまいました。
参院側が衆院を通過した法案を否決することなど殆どありません。郵政民営化は例外中の例外でした。しかし、それも衆院解散でなかったことになってしまった。
確かに参院とは何なの?
―という声が出ても不思議ではありません。
さて、私が新風の幹部の方と初めてお会いしたのは、候補者に内定して、全国の代表者会議に出席した時でした。魚谷哲央代表しか知らなかったので、後は初めて御目にかかる人たちばかりでした。
魚谷代表の脇に顧問の先生がお二人座られていました。歳は90歳を越えた方で、お一人は弁護士、もうお一人は医師の方でした。結党当初からの党員で、これまで新風を支えてきた先生方です。
私は代表者会議の最後に挨拶された、この顧問の先生の言葉に思わず引き込まれてしまいました。西村真人(まひと)弁護士先生の言葉です。
「我々は結党以来参院選挙を戦ってきた。今回も4回目の戦いに挑む。維新政党・新風は他の政党とは違う。参院選挙だけを戦えば良いのだ。なぜならば参院は良識の府だからだ」
「我々維新政党・新風こそは日本の良識である。それを求めて苦難の活動に挺身してきた。だからこそ、衆議院などには目もくれずに参院選挙を戦い続けてきた」
テープを起こした文章ではないので、細部にわたって正確ではありません。しかし、おおよそそのようなことを述べられていました。
将来的には新風も変わらなければならないでしょう。しかし、今日のこの時点において、我々維新政党・新風が参院選挙を戦う目的と意義は、この90歳を越える顧問の言葉で言い尽くされていると思いました。
不義なるものを糺し、日本に正義を打ち立て、そして日本の良識を掲げて戦う選挙であると思います。参院を「無用の長物」とするか、「良識の府」として立て直すのか。
まさに今回の戦いの真髄こそ、そこにあると私は考えております。
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