
農作業日誌・復活した昆虫
今日は一日暑い日でした。最高気温が28度を記録したようです。上半身は下着一枚でも平気でした。それでも汗ばんで何度か顔を拭きました。この暖かさでリンゴの花もかなり進みました。
朝に続いて、農業のことについて書かせて頂きたいと思います。今日驚いたのは、大きな熊蜂が突然、私の目の前に現われた時でした。思わず脚立から落ちそうになりました。
リンゴにはたくさんの花が咲きます。その花に皆実をつけさせるわけにはいきません。大きなリンゴをつくるには花摘み、実摘みと何回か行なって適当な個数を残すわけです。
この摘花作業中は養蜂業者の蜜蜂がブンブンという音を立てながら飛んでいます。花を指でちぎって落とすのですが、その指にも平気で止まります。
蜜蜂は可愛い感じですが、急に目の前に現われた熊蜂は2cmくらいの大きさです。むっくりした体系を真っ黒な細い毛が包んでいます。子供の頃はよく見かけましたが、最近は余り見ませんでした。
かぼちゃの大きな花の中に、この熊蜂が入った所を、この花のつぼみを手でつまんで、熊蜂を中に閉じ込めて遊んでいた子供の頃を思い出しました。
熊蜂は閉じ込められると暴れ出して、つぼみを食い破って出てきます。性格はおとなしく刺されたことはありませんが、もし刺されたら身体が大きいのでかなり腫れ上がったことでしょう。
よく注意して見ていたら、蜜蜂やこの熊蜂の他にも、名前が分からない小さな蜂が数種類いました。かつてはこのように多くの蜂を見ることはありませんでした。
やはり低農薬消毒が徹底し、この開花時期には一切消毒をしません。そのような努力が昆虫をまた甦らせているのかも知れません。私が中学・高校生の頃は、蜂を見かけることがなかった。
全生徒が学校を休んで人工交配を手伝ったものです。しかし、今では人口交配を行なっているリンゴ園はありません。自然を大切にする農業が少しづつ広まっているようです。
さて、農本主義についてネットで検索していると、次のようなブログを見つけました。この表題には思わず、なるほどと納得させられました。私がいつも考えていることでした。
私は現代の農本主義とは環境主義であると考えています。日本農業を守るためには、環境税を新設し、それを農業の振興に回すべきと考えています。
農業こそは日本の豊かな自然を守っているのです。そのことについては以前お知らせしたことがあると思います。水田の保水力は環境に役立っています。
そのブログを紹介します。こちらの方は「環本主義」という主張をしていらっしゃいました。
2006年10月20日 (金) 「環境カウンセラーの独り言」
108 農本主義から環本主義へ
またまた新しい言葉を作ってしまいました。表題の農本主義という言葉は、じつは投稿者の作った言葉ではありません。資本主義が最も華やかだった頃、それに批判的な立場の人が農業こそを社会の中心に据えるべきだとして作られた言葉葉でした。またかつてデモクラシーが声高に叫ばれた大正時代には、人民を政治の中心に据えるべきだとする「民本主義」が掲げられたこともありました。
vこれを真似て、環境おじさんを自認する投稿者は、「環本主義」という言葉を作ってみました。これは「資本主義」や「経済主義」に対抗する言葉でもあり、社会の仕組みの基本に環境保全を据えるという考え方です。
もっと過激な言葉では、「環境ファシズム」や「環境原理主義」なる言葉もありますが、「環本主義」はもう少しソフトです。これは、社会の規範や価値観の中に、より環境にやさしく暮すという視点を持ち込むものだからです。
生活スタイルの見直しという意味では、正確な意味でのLOHASに近いとも言えます。一方「環本主義」の実践は経済主義とは、反対の方向に距離を置くわけですから、多分「お金」とも距離が遠くなるはずです。投稿者は、自ら進んで失業することにより、身をもってこの事を考え続けています。
・・・・・・・・・・・・・・ ここまでが引用 ・・・・・・・・・・・・・・
農本主義を現代の社会にマッチしたものへと進化させ、それを提言していきたいと思います。コメント欄に投稿してくれた「意思を告ぐねこさん」とも、チャットで会話をした際にも話をしましたが、環境問題こそ人間社会にとって最大の問題であると思います。
そう言えば、農作業を終える頃、盛んに蛙が泣き始めました。明日は雨かも知れません。しかし、なぜ、蛙は天気が分かるのか不思議です。
:お知らせ
これより国民の総意とニコニコでチャットに入ります。時間のある方はおいでください。
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